自分の車のスマートキー…皆さんは、自分で電池交換はできますでしょうか?
今回、機会があり、自分の車以外のスマートキーの電池交換を行いました。基本的な作業は同じなのですが、自分のものとスマートキーの構造が一見「壊してしまいそうな造り」に思えて手間取ったことから、次回交換時の参考とするため、また、同じ失敗をしたくない方の参考にでもなればとの思いから、メモ的に記載しておきたいと思います。
ここでは、私が経験した【三菱】ekクロスのスマートキーについて、電池交換の方法をご紹介します。
スマートキーの電池交換【三菱】ekクロス編
スマートキーとは
電池の交換方法を探している方には、もうお馴染みのアイテムと思われますが、携帯しているだけで自動車の施錠or開錠がワンタッチででき、車内ではボタン(スイッチ)をオンorオフするだけでエンジンが起動するといったもので、写真は【三菱】ekクロスのスマートキーになります。
電池交換に必要なもの/準備品
次の写真のとおりとなりますが、
■スマートキー
■ボタン電池(型番CR2032)※現在使用している交換前の電池をご確認ください。
■精密ドライバー(マイナス)※適当なサイズの工具をご用意ください。
ちなみに、スマートキーをこじ開ける工具として、精密ドライバーを記載しましたが、あくまでも”私の場合”で書かせていただいております。スマートキーの”こじり溝”がことのほか小さく、他に上手い工具が思い当たらないだけなので、適当なサイズの工具をご用意いただければと思います。
スマートキーの分解作業
スマートキーから鍵を取り出す
スマートキーの裏側につまみがあり、つまみを動作することにより鍵の取り出しが可能となります。
こじり溝に工具を差し込み、こじ開ける
こじり溝が本当に小さくて、とても作業がしづらいです。
こじ開けるためには、少し力を込める必要があり、こじり溝が小さいおかげで力を込めづらく、また、工具が溝からはみ出しやすいので、自分の指を怪我する危険性が高いです。十分に注意を払って作業してください。
両脇の”こじり溝”の間にある突起は、何の仕掛けもない『ただの突起』です。こじり溝に工具を差し込み、この突起に爪を引っかけて力を込めると、少しはやり易くなるかと思われます。
ちなみに、この突起について初めて見た私は、造り的に、この突起物を押っ付けながらこじ開けるものだと勝手に思い込み、下手に力を込めて壊すのが嫌だったので、ディーラーさんに分解方法を教わることにしました。《失敗談です》
電池を交換して作業終了
上手く開けたら、あとは電池交換をして終了です。当然のことながら電池の向きを間違えると動作しないことになるので、交換前と同じ向きにセットしてください。万が一、プラスマイナス逆にセットしても、ひっくり返して入れ替えるだけなので、どうってことはないです。
失敗談 ※ディーラーさんに依頼して学んだこと
料金が発生する
当然のことながら、やり方を教わろうとしたところで、貴重な仕事時間で手間を取らせたわけですし、料金は発生します。作業項目は「スマートキーの電池交換」で、電池代300円と工賃900円の合わせて1200円のお支払いとなりました。
前述したとおり、私の勝手な思い込みで「堅硬な造りに負けて壊すかもしれない」と思った時点で完全アウツでした…突起物に気を取られず、強引にこじっていれば済んだ話と、ディーラーさんが行う作業を目前にして思ったことです。
ディーラーさんがやっても傷はつく
これは結構なガッカリポイントでしたね。実際、私の目の前で作業をしてもらったのですが、こじり溝に工具を差し込んで強引にこじ開ける…単純に素人の私でも力を込めればできることを、ディーラーさんがそのまま実演してくれていました。
当然のことながら、こじり溝は工具のひっかき傷でボロボロの状態に。作業後は、鍵を差し込んで外観上まったく隠れる部分になるのですが、私的には、料金も発生していることだし、もう少し丁寧な作業を見せてもらいたかったと感じた次第です。
おわりに
いかがでしたでしょうか?スマートキーについては、各メーカーや車種などで形状が異なるものと思われますが、基本的な構造としては大差がないのでは?との思いを持ちつつ、紹介させていただきました。
分からないことは、ディーラーさんに聞くのが一番ではあるけど、今回の経験を踏まえて分かったことは、やり方さえ分かっていればなんてことのない作業であるのは間違いないので、私の失敗談を交えてご紹介させていただきました。
参考にしていただける方が一人でもいれば幸いです。
スマートキーの電池交換については、別記事もご用意しており、こちらの記事には記載していない”豆知識”も2点記載していますので、よろしければ合わせてお読みください。
リンク先:スマートキーの電池交換【Honda】FREED(フリード)の例|イッタべや (ittabeya.com)