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日本株の銘柄コードと業種区分についての簡単メモ___φ(•ᴗ•๑)メモメモ

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株取引永遠の初心者イッタです。

日本経済に関するニュースやテレビの情報番組などを見ていると「好調業種」とか「不調業種」などの言い方をしているのをよく見かけます…株取引を始めた頃は、どんな業種があるのかすら分からず、なんとなく四季報を眺めて、なんとなく良さそうな銘柄を選んで株取引を行っていたのですが、最近は少し業種を気にするようになってきました。

私の実感としては、業種に注目したところで勝率が目に見えて上がるというようなことはないのですが、業種に注目することにより、これまで漠然としていた銘柄選びに”買いたい理由”がひとつ増えることになったのは、自分の中での大きな変化で、”その銘柄”を買いたい理由が明確になると、その企業を応援したい気持ちが湧いたり、期待感が増したりするところは、株取引の楽しみでもあるのかなとも思えます。

今回、業種区分を調べている中で、4桁の銘柄コードにも業種ごとの振り分けがあるようなので、合わせて書き留めておきたいと思います。

日本株の銘柄コードと業種区分について

日本株の業種区分

業種(33業種と17業種)

日本の東証一部上場企業は東京証券取引所によって、33種類の業種に分類されており、業種別の株価指数などリアルタイムの情報が公表されています。各企業に割り当てられた数字4桁の銘柄コードについては、私が調べてみたところでの記載ではありますが、業種と合わせて下表のとおりまとめてみました。

        業  種  名(33業種)  銘柄コード
水産・農林業 1300番台
鉱業 1500番台
建設業 1700番台
食料品 2000番台
繊維製品 3000番台
パルプ・紙 3700番台
化学 4000番台
医薬品 4000番台
石油・石炭製品 5000番台
10 ゴム製品 5100番台
11 ガラス・土石製品 5200番台
12 鉄鋼 5400番台
13 非鉄金属 5700番台
14 金属製品 5900番台
15 機械 6000番台
16 電気機器 6500番台
17 輸送用機器 7000番台
18 精密機器 7700番台
19 その他製品 7800番台
20 電気・ガス業 9500番台
21 陸運業 9000番台
22 海運業 9100番台
23 空運業 9200番台
24 倉庫・運輸関連業 9300番台
25 情報・通信業 9400番台
26 卸売業 8000番台
27 小売業 8000番台
28 銀行業 8300番台
29 証券、商品先物取引業 8600番台
30 保険業 8700番台
31 その他金融業 8300番台
32 不動産業 8800番台
33 サービス業 9600番台

業種については、さらに上記の33業種を17種類に分類して、集約した株価指数を「TOPIX-17」と呼び、17業種の指数に連動するETFが上場しています。

■ETFとは

”Exchange Traded Funds”の略で「上場投資信託」と呼ばれ、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)などの動きに連動する運用成果を目指し、東京証券取引所に上場している投資信託と解説されています。

株取引初心者の私にとっては、難しい話で現状の興味どころからは離れてしまうので、ETFに関する深堀した調べ物はしませんが、TOPIX-17については、33業種の中で、その業種に関する周辺産業を含めて、より広範をカバーする株価動向を把握するために利用されるため、下表に書き留めておきたいと思います。

  TOPIX-17         構 成 銘 柄(33業種)
食品 「1水産・農林業」「4食料品」
エネルギー資源 「2鉱業」「9石油・石炭製品」
建設・資材 「3建設業」「11ガラス・土石製品」「14金属製品」
素材・化学 「5繊維製品」「6パルプ・紙」「7化学」
医薬品 「8医薬品」
自動車・輸送機 「10ゴム製品」「17輸送用機器」
鉄鋼・非鉄 「12鉄鋼」「13非鉄金属」
機械 「15機械」
電機・精密 「16電気機器」「18精密機器」
10 情報通信・サービスその他 「19その他製品」「25情報・通信業」「33サービス業」
11 電力・ガス 「20電気・ガス業」
12 運輸・物流 「21陸運業」「22海運業」「23空運業」「24倉庫・運輸関連業」
13 商社・卸売 「26卸売業」
14 小売 「27小売業」
15 銀行 「28銀行業」
16 金融(除く銀行) 「29証券、商品先物取引業」「30保険業」「31その他金融業」
17 不動産 「32不動産業」

こうして業種を知ることにより、世界情勢や国内情勢に鑑みて、どの業種がどのような変動をするのかというのも、なんとなくではありますが感じ取れるようになるので、株初心者にとって業種を知ることは、大切なことだと思いました。

■東証株価指数33業種

東証業種別株価指数(33業種)とも呼ばれ、東京証券取引所が算出・公表する「東証株価指数(TOPIX)」の構成銘柄を業種別に区分した株価指数をいう。

■東証株価指数(TOPIX)

日本の代表的な株価指数。東京証券取引所のプライム市場等に上場する多くの日本企業(内国普通株式)を対象とした浮動株ベースの時価総額加重型で算出される株価指数をいう。

銘柄コード

日本の株式市場に上場しているすべての企業には、数字4桁の「銘柄コード」が割り当てられ、前の項目で33業種の一覧に記載したとおり、基本的には業種ごとに振り分けられていますが、近年、番号が不足しており、新規上場企業へ割り当てられる番号は、業種に関係なく振り分けられているとの解説もありました。

株取引をしていると、ほとんどの場面で銘柄コードを見るのですが、知らない銘柄でも銘柄コードでどんな業種なのか想像できるようになったり、そこから同一業種に着目して銘柄選びの幅を広げたりとか、私の場合においては、初心者ながらも株取引の楽しみ方が広がったと感じています。

景気敏感株とディフェンシブ株への業種振り分け

業種について調べていたところ、これもあちらこちらで見聞きする「景気敏感株」と「ディフェンシブ株」について記載されているページがあり、各々に33業種の振り分けを行っていたので書き留めておきます。

■景気敏感株とは

景気動向に業績が左右されやすい銘柄のこと。経済危機など市場全体の各種指数が大きく変動する際に、各種指数に連動した値動きになりやすく、値動き幅が比較的大きくなる特徴があります。

■ディフェンシブ株とは

景気動向に業績が左右されにくい銘柄のこと。経済危機など市場全体の各種指数が大きく変動した場合でも、各種指数の値動きに引きずられないことが多く、値動き幅が小さくなる傾向にあるので、比較的安定した値動きが期待できます。

一般的な見分け方として各々に33業種を振り分けると下表のようになります。

景気敏感株 「2鉱業」「3建設業」「5繊維製品」「6パルプ・紙」「7化学」「9石油・石炭製品」「10ゴム製品」「11ガラス・土石製品」「12鉄鋼」「13非鉄金属」「14金属製品」「15機械」「16電気機器」「17輸送用機器」「18精密機器」「22海運業」「23空運業」「26卸売業」「28銀行業」「29証券、商品先物取引業」「31その他金融業」「32不動産業」
ディフェンシブ株 「1水産・農林業」「4食料品」「8医薬品」「19その他製品」「20電気・ガス業」「21陸運業」「24倉庫・運輸関連業」「25情報・通信業」「27小売業」「33サービス業」「30保険業」

経済に関する情報番組等で、よく使用されているこれら「景気敏感株」に「ディフェンシブ株」という単語について、33業種すら知らなかった私にとっては、ただただ漠然とした単語だったのですが、どういった業種があり、これらの業種がどちらに属しているのか知ったことで、今までとは違った目線で見ることができると思います。

まとめ

今回のこのメモは、上場企業の業種について理解を深めたいという好奇心から、銘柄コードの番号が、ある程度業種別に振り分けられていることや、各業種が景気敏感株とディフェンシブ株に分類されることなど知ることができたという記録になるのですが、このような初歩中の初歩の知識でも、自分の中で何気に知ることができたのは良かったと思います。

株取引は証券口座を開設してしまえば、感覚的にも売買できてしまうのが恐ろしいところで、身の丈に合った取引をしていくためにも、どんな小さな知識でも蓄積していくことが大切だと思うし、小さい知識でも自分の中で理解できれば、見方や楽しみ方が変わっていく実感はあるので、稚拙な内容であっても私にとっては、こういった書き留める作業は必要であると感じています。

自分メモではありますが、最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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